My school life 〜first love〜

「おは…よ。」

「おはよー。珍しいね、10分で起きるとか。」

まだ10分しか経ってないのか、確かに珍しいな。ふと外に目をやる。

「…外暑いよなぁ…俺、夏って嫌いなんだよなぁ。」

グラウンドを照りつけている太陽さんが憎い。…温暖化の影響か?いや、関係ないか。

「暑いのがいいのかねぇ…」
「さぁ…って服着てくれる⁈」

今ココには黒野のしかいないし、どうせ誰も来ない。

「別にいいじゃん、暑くない?」
「どの辺がいいのよ…」

暑いのに…

仕方ないのでシャツは羽織っておくことにした。