4時間目ー体育。そんな教科俺の中ではない。よってまたココに潜んでいる。

「ハロー!ユウレイのレイくん。相方さんは?」

「置いてきた。今女子はプールでしょ?」

「あぁ…なるほど。相変わらずだねぇ…」

加藤とは違って理解したらしい。

「ところで、佐々木せんせーは?いないの?」

「佐々木?3年と病院行った。骨折れたんだってさ。」

「ふーん。ラッキー、寝るわ。」

タイミング良すぎ。まぁいてもいなくても関係ないけど。
窓際のベッドに寝転がる。窓から射す日光がちょっと暑い。

「おやすみ〜」

黒野の声が聞こえて間もなく眠りについた。