「あーー!魁斗くーーん!!」




私の大嫌いの声が、彼の名前を呼ぶ。





彼女に海愛も月希も気づいた。


「みんなで何してるのー?幸桜も混ぜてー!」




彼女の存在はいつも私に影を落とす。




でもいつかは彼女と仲良くなれるかもと思ったこともある。

彼女が私に冷たくなるのはあの親がいるからだと。




でもそうでもなかった。