下に降りると、幼なじみの残念な姿が見えた。
「お!きたかー!おほいよーー。先食べはったーー。」
早く来ても先に食べてるくせに。
「おはよう海愛。」
「おはよ....お母さん。」
綺麗な笑顔であいさつしてくれるお母さん。
「体大丈夫なの?」
「もちろんよー!海愛がいつも頑張ってくれるから良くなったわー。
本当にいつもありがとうね?」
「いいよ。大したことないから。」
全然大したことない。
「またまたぁーー!海愛ちゃんたらー!いい子すぎるんだからー!!
んもう!可愛すぎ!!」
「.......。」
うん。
もうよくなったね。

