いじわるそうに、でも嬉しそうに笑う魁斗。
「幸花、覚えといて。俺の前では絶対気を遣わうな。
それと、赤はヒーローの色だから!おれが幸花を守るから!」
どこまでも私にとってうれしい言葉を連発する彼。
「リングはまだ大きいけど、このリングをいつか幸花に返す。
だから幸花の持ってるリングは.......。」
魁斗の持っているリングは小さいので私のは大きいの。
大きいのが男用だからなぜ逆なのかわからなかったけど.....
「俺は、幸花にしかあげない。これは誓う。でも幸花は自由でいい。
大切な人に渡せばいい。だから........。」
そこまで言って魁斗は黙った。
それ以上言ったら泣いちゃうから。
男のくせに目うるうるさせちゃって。
どこまでも私の意見を最優先する魁斗だけど。
そんな彼が愛おしい。

