「ふふふふ。........魁斗、ありがとね。」
「........ふっ。どういたしまして。」
魁斗は嬉しそうに私を見つめてまた砂で遊び始めた。
だったら.......
お礼はしなくちゃ。
私は魁斗に近づいて、自分の首にかけてあったネックレスを
魁斗の首にかけた。
「え、これ......。」
「お礼だよ。魁斗が私の好きな色になるってことは私の幸せな色に
なるってことで、私に幸せをくれる大切な人になるってことだよ。」
魁斗はびっくりして私を見たまま動かない。
「これお母さんからもらったものだけど、お母さんに言われたの。
幸せをくれる人が現れたらこれを渡すんだよ?って。」
だから、魁斗に渡す。
あなたが私に幸せを与えてくれる人だっていう証拠だから。

