私が黙ってると、彼は花を種類別に分け始めた。 「どれ???」 嬉しそうに聞く彼に戸惑いながらも私は花を見た。 私は、正直花に興味がない。 でも、死んだお母さんが梅の花の匂いが大好きで私もよく 梅の花な匂いを嗅いでいた。 私は、梅の中で最も赤いのを選んで手にとった。 「これ。」 「おっけ!」 彼はそう言うと、集めた花を一気に持ってばっと上に投げた。 「きゃ。ちょ、なにすんの。」 「幸花!!」 「ちょっと。いきなり大きな声ださないでよ。近くにいるじゃん。」 こいつの行動は読めない。