「返事もできないなんて。せっかく声かけてくれたのに。

本当に嫌な子。」




母の声が聞こえたけど、私は無視した。





部屋に鍵をかけてベッドに腰をおろす。



彼女たちに対しての怒りよりも。

悲しみよりも。

寂しさよりも。





早く彼女たちに会いたかった。