『ねぇ海愛?これあげる!』
私の目の前に何かをつきだす幼い彼。
『なにこれ?』
『お星さま!』
『お星さま.....?』
でもこれ.......
『そー!ネックレス!』
『なんでネックレス.....?』
『これ今日からずっとつけててね。これは月希と海愛がずーっと
一緒だっていう証だから。』
小さい頃の月希はそう言って私の首にネックレスをつけた。
『証......?』
『そ。んと.....約束みたいなもん!』
『約束.......。』
ずっと一緒.......
そんなこと約束できるのだろうか.....
永遠なんてあるわけないと思っていた私にその約束は
すぐに受けいえられなかった。

