「大丈夫よパパ。パパには私がいるでしょう?」
「そうだなー!パパにはママがいるからな!」
がはははと笑うお父さんとそれをおかしそうに笑うお母さん。
「パパとママはこれからもずっと一緒だよね?」
この時私はぜかこんなことを聞いてしまったのだ。
なぜか聞きたくなって。
¨絶対¨を確信したかったのかもしれない。
「あったり前じゃないかーー。パパにはママと海愛が一番なんだ。
離れたりなんかしないよ!私は二人とも愛してるからね。でも、
ママはパパがこの世で一番愛した人なんだ。そんなパパとママの
今、一番愛してるのは海愛だけどなー。」
本当に当たり前のようにそんなことを言うお父さんの言葉を
疑うなんてできるわけなかった。
おとの目はウソをついてなかったから。
お母さんも。
だけど、訪れる結末はちがった。

