ネクタイを少し緩めてから、大きくため息をついた。 「時間と場所だけはなんとかしたから。あとは自力で頑張ってよ」 「一緒にいってくれないの?」 「そこまで、お人よしじゃないからさ」 田中はちょっと困ったような、怒ったような顔をしていった。