黒髪の剣道部

右に曲がりしばらく歩くと古そうな木造建築がみえてきた。古そうではなく本当に古い屋根ははがれまくり、ドアは長年のおもしのせいかきちんと閉まらない

私は一度深呼吸をし、ドアを開けた
そこには、黒髪のあいつが素振りをしていた。
そして、私の方を横目でみたあとボソッと遅いと言ってまた素振りを始めた

「ごめん、ごめんこれを作っていたからおそくなっちゃった」

私は先ほどぐしゃぐしゃにしたスコア表を黒髪のあいつに差し出すけれども、無視
おーいと言ってみるが無視

「おい、国崎無視すんじゃねぇーよ」
国崎の顔にスコア表をなげつける
さすがに素振りをやめ私に目線をやると言うよりも睨んだ
なげつけたものを拾い目を細めた

「無駄な努力だな」

と私にスコア表を突き返す

「ねぇ、なんで試合にでないの」

国崎は竹刀を壁に立て掛けじっと私をみつめる
黒い目なのに、どこか光を感じさせる瞳の中に私が写る がらにもなくドキドキしてきた。

「な、なによ」

国崎は返事をしない代わりにずいっと私の方向により、瞳の中の私が鮮明にうつる

こ、これはキスされれるのか……!


数十秒経っただろうか国崎は私から目をはなすと
ぼそっと何かを言った