ジャスミン花

閉店時間前-
私は指名客を見送りをした


閉店時間-

中川さんは結局最後まで居た


「ドン・キホーテの前で車止めて待ってるなぁ」

「はい」

「車は黒やから」

笑って私をみてそう言った

だけど何処か決心したそんな笑い方だった
あまりにも力強く…
何かを胸に隠してるそんな感じをした


でも…私は何も考えないようにしていた


゛関係ないって"

そぅ思えるような話方だった感じだったから


中川さんを見送って
私は控室に戻った

ゆきは着替えていた
「お疲れ」

「お疲れ」
着替える私に
笑って私はゆきにそう言った
だけど
「どぅしたの?」
とゆきは言った

「何が?」

「今にも泣きそうな顔してんじゃん、自分では笑ってるようにしてるけど、私にはわかるよ」

ゆきは心配そうにそう言った


自分の中であいつの事が蘇って…記憶がどんどん…
気持ちがどんどん…


「さすが親友ッ」
私は笑ってそう言った

ゆきは私のどんな表情も逃さない

「当たり前じゃん、まぁ愛が言いたくなったら言って」
私は笑って頷く


「あっ!客待たせてんねん、また明日な」

私は挨拶を交わしながら急いで中川さんの元へ行った

私は店を出て歌舞伎町を一人歩いていた