ジャスミン花

「そうなんや…」

何故かゾクッとした

似てる所も多くて…
一瞬神様が仕掛けだ運命"なのかな…
って思った



だけど…
その゙運命"は……



裕喜は私の手を握っていた
私の小さいな手はいつの間にか暖かくなっていた


裕喜は一人で喜んでいた


手を繋いだまま私達は、向き合っていつの間にか寝ていた



裕喜は二度目逢った時、店も辞めてくれた
゙私と付き合いたい…"
゙私を信用させたい…"
゙私と一緒にいたい…"
ただ…それだけの為に…


だけど…

貴方は、突然私の目の前に現れたね

沢山の愛や
沢山の愛おしさ
沢山の事を教えてくれたね

私の閉ざした心
私の暗闇に貴方は光を差し込んでくれた

ありがとう…




♪〜
裕喜の携帯が鳴った

私は目を覚ます

時計の針は朝の6時を挿していた

私達の手は繋がったままだった

裕喜の携帯は鳴り続けた


「ゆぅ-きィ-」

私は何度か裕喜の名前を呼んだ

「んっ!?」
眠たそうな目を開けてそぅ言った


「携帯…鳴ってる」

「ぅんっ」

そぅ言って裕喜は携帯に手を伸ばした

私達の手は離れた
「は…い」
寝起きの声は少し低い声だった

やっと携帯の音はなりやんだ

「んっ!?ゆき?」