ジャスミン花

理由もまた聞かなかった私…


甘い台詞も信じれないから
どんなに本気だとしても理解できないから


だから余計何も聞かなかった


多分裕喜も可笑しく想っていたと思う

私には必要ない
そんな言葉だったから


でも何か起きた時怖かったからなんだって今なら分かる


私達は携帯をしまって
またお揃いの煙草を吸う


私は少し吸って寝室へ行った

後から裕喜も着いて来る

「こっちで寝てえぇよ」

私は布団を指射した


「いぃよ、愛ちゃん寝ぇ」

「ぢゃお言葉に甘えて」
と私は笑いながら言った

まるで意地悪したような顔で


私は布団に入った


「ぢゃ、ぉーれーも」
なんて言って布団に入って隣で裕喜は寝る


゙まぁ…いっか"


なんだか…裕喜の子供みたいな仕種や笑顔見ていたらそう思えてしまっていた

私達は枕を半分ずつ使って横になって居た


なんだかいつも一人で寝ていた布団は暖かかった


小さい頃から一人で寝ていた
だからなんだか凄い暖かいモノを感じていた


なぁ…もしも…過去のうちがおらへんかったからきっとこんな事になってないんかな…
暖かいモノが嬉しくて一緒には居て無かったんかな