ジャスミン花

私はリビングに行った


そして、キッチンに行っておかゆなど机に用意した


「拭けた-?」

「ぅん」

寝室とキッチンの距離で私達は話していた


優輝は寝室を出てリビングに来た

「食べる-?」

「うん!!」

子供みたいな笑顔でそう言った

「いただきます」

子供みたいな言い方をする


この時私は寂しかったと思う

なんだか凄い暖かいものを感じた

東京に来て、初めて誰かをこの家に入れた


゙誰も居ない家が天国"

なんて想っていたのに
何故か暖かいものを感じて
何故か凄く私は嬉しかった


「うまぁーい」
なんて言ってがつがつ食べる優輝

「今日仕事行くん?」
って私は優輝にテレビを付けながら聞いた

誰かに料理をたべさすなんて初めてだったから恥ずかしかった


「愛ちゃんが寝てる時代表に電話して休まして貰ってん」

「そっか」

熱も引いてそうな位元気だった


私はニュースが報道されているのを見ていた


「なぁ、なぁ…」

「ンッ!?」

私は優輝の方を見た

「ぁんな…」