ジャスミン花

私は着替えて、化粧もしないまま財布と携帯を持って家を出た


何故この時走ったのか…
何を感じて走ったのか…
何を想って走ったのか…

覚えてなかった…


今もそれは分からない

家を出て、エレベーターを待つ

やっと四階に止まったエレベーターに私は乗った


家の下に着くと
沢山のスーツを来た男の人や
仕事に向かう人が歩いていた

私はタクシーを拾ってりんさんが連れっていっだホストクラブ"の近くまで急いで貰った

その間イライラする…


何故だかわからない自分がいた


沢山の車やタクシーが走っている中、私をのしたタクシーは走っていた



やっと優輝が働く近くのビルまでタクシーは止まった

外は明るくて
すっぴんだったのも忘れていた


ただ…凄く…急いでいた事しか覚えてなかった


私は代金を払って、ネオン街を走った

息を荒らしながら…


何を抱いて走ったのか…
何を想っていたのか…
何故こんなに走ったのか…

わからなかった


そこには今風のギャル系のホストや女の子が歩いていた

私は何も気にせず走っていた


もしも、私がこの時貴方の元に行ってなければ…
今こんなにも
もどかしい思いもしなくてよかったのかな…