ジャスミン花

私は控室に戻ってキャストの人に挨拶をしながら、ロッカーの前で着替えて居た


りんさんは楽しげに誰かと話していた


すると三つ空いたロッカーでりんさんは着替え始めた


「ぁーいちゃん!!」
って笑顔でりんさんは話かけて来た

「あっ、お疲れ様です」
私も笑顔だった

私はりんさんが大好きだった


「ねぇ、この後ご飯行かない?」

「行きます-。」

「本当に-?ぢゃいこぉ-」

ノリノリではしゃぐりんさんだった


私は着替えてりんさんと控室を出た


その後ろから私を見ている視線に気付かなかった…


私達は店を後にした

歌舞伎町を二人で歩く


「愛ちゃん、何処行きたい-?」


「あんまり分からないんで…任せますッ」
笑ってそう言った


「ぢゃ居酒屋いこう」

私達は近くの居酒屋へ入った


従業員に席へ案内され、私達は座りお酒を頼んだ


食べ物を選び、従業員に注文する

お酒が来て
「お疲れ-。」
とりんさんは言い、乾杯した

「愛ちゃんも中々やるね、No.2迄行くなんて…でも…No.3のゆきは…怖いょ?」

笑って言った

「えっ!?」

怖い顔をした私

「大丈夫だって-!!愛ちゃんには私がいるから…でも…」

「でも…なんですか?」

一瞬りんさんの顔が曇った気がした