ジャスミン花

「そんな緊張しなくても大丈夫だょ?」


「はい…」
まだ緊張してる私

「関西弁可愛いよね-、関西の何処なの?」

「大阪です、りんさんはずっと東京なんですか?」

私は笑いながらそう言った

「あっやっと笑った!!可愛いじゃん-東京だょ。よかったらりんと仲良くして-?」
「はいっ。」
笑う私

りんさんは携帯をいじりながら話ていた


「ぢゃ色々これから教えてあげるね。頑張ろうね-愛ちゃんなら大丈夫だから」


笑ってりんさんはそぅ言った

「ほらっ、いこっ」
手を差し延べるりんさん


私は手をりんさんに向けた

りんさんは通路へ並んだ
私も隣に並んだ

この時嬉しかった

東京に出て来て何かに怯えていた私に優しくしてくれたりんさんが



開店時間--

私は沢山のフリーの客に着いた

でも場内指名がとれなかった

りんさんは相変わらずバタバタしていた


控室に煙草を取りに戻って来たりんさん

「大丈夫だった-?」
笑顔でりんさんは聞いた

「場内指名が取れなくて…」
「そっか-。ぢゃりんから一つアドバイス!!客の興味ある事を探る!!面白かったらそこに居させてくれるから
頑張って」

笑ってりんさんは手を振って客の所へ戻った


私はまた呼ばれ、客の元へ行った