ジャスミン花

ピッピッピッ--
夕方5時--
目覚ましが鳴った


私は眠たい目を擦りながら、布団から出た

ゆぅはソファーで遊んでいた


私はゆぅのご飯と水を用意してゆぅはほうばるように食べていた


私はソファーに座り、沢山のMailを返した

ブーブーとバイブは鳴り続ける


私は大好きな『seven☆sters』を手に取り、火を付けてゆっくりと吐いた


テレビを付けると、ニュース番組がやっていた
私はMailを返しながらテレビを見ていた


煙草を灰皿に押し付け、洗面所に行き顔を洗った


タオルで顔を拭く
ソファーに戻るとゆぅはヌイグルミで遊んでいた


ソファーに腰をかけるとゆぅは近づいて、私の横に座った

私はゆぅの頭を撫でていた
電話が鳴った…
流れる着信音…
♪〜

『〇〇サン』

今日同伴する客からだった

待ち合わせ時間.待ち合わせ場所.を決めて電話を切った


私は化粧をし始めた

ゆぅはまたヌイグルミで遊び始めた

私は化粧を終えて、ゆぅのご飯と水を用意して
セットサロンに行く準備をしていた


準備を終え、着替えを済ませた
時計を見るとの針はもぅ6時15分だった


私は寝室の電気だけ付けて、テレビを消して
玄関へと急いだ

ゆぅは私の後ろを付いて来る

私は靴を履き、ゆぅの頭を撫でながら
「行ってくるね」
って笑って言う



あいつの代わりにに…?
だけどゆうは本当に今の私にとっては大切な大切な犬だった