ジャスミン花

歌舞伎町には沢山の人が歩いていた


風俗の無料案内所のキャッチに話しかけられている人

キャバクラの呼び込みをしてる人

酔っ払いや色んな人が歩いていた


そんな中私達は二人で店へ向かって歩き出した


店の前に着くとボーイが中川さんに挨拶をする

携帯はずっとブーブーと音をたてながら、Mailを受信しては返していた


店の中へ入ると何人かの女の子が待機していた


中川さんはボーイに席へ案内され、私は挨拶をしながら急いで控室へ入り、ドレスに着替えた


片手に携帯と煙草を持って…


ホールに出るとぱっとゆきが見えた

ゆきは小さく手を振った


私は笑って見せた

11月が近く季節
だんだんと忙しくなりつつあった


ホールには
私の指名客が一組
フリーの団体が三組
ゆきの客が四組だった


ゆきは忙しそうにしていた

遅くなるに連れ私の指名客も現れ始めた


ゆきより一組少なかった今日…
だけど皆忙しそうにしていた


ボーイは指名客を案内して忙しそうにしてた


私は中川さんの元へ戻っていた

「待たせてごめんなさい…」
「大丈夫やで」

笑ってそぅ言った


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永遠…運命…
そんな言葉信じない私
だけど出会って信じる事が出来た
ねぇ…愛してるから…いつまでも…変わらずに
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