ジャスミン花

ゆきは靴を履いて玄関はバタッとしまった


私はゆうにご飯を食べさせた



寝室にゆぅのご飯と水を置いて…

私は着替えて用意をしていた


ふっと時計を見る

まだ六時半だった


私はテレビを見ながらまた大好きな『seven☆Stars』を手に取り、煙草に火を付けた


少し時間があったから私はヌイグルミで遊ぶゆぅと戯れた

ヌイグルミを投げると、ゆぅは取りに行く

嬉しそうに私にヌイグルミをゆぅは渡す


ちょっとでもゆぅの寂しさが紛れば…ってそぅ思った


いつの間にか時計は7時をさしていた

私は寝室以外の電気を消して玄関へ向かった


いつものように後を付けてくるゆぅ

「行ってくるな」
そぅ笑って言ってゆぅの頭を私は撫でた


ゆぅはいつの間にか寂しい目をしなくなった


私と一緒でいつの間にか…
ゆぅは強くなっていたかもしれない

優しい犬だから……


私は玄関に鍵をしめ、タクシーに乗り、新宿のセットサロンへ向かった


セットサロンに着いてセットをして私はセットサロンを後にした

7時半前…

゛ヤバァ…″


急いで私は歌舞伎町のドン・キホーテに向かった


ちょうど7時半…

沢山のタクシーに紛れて、黒のBMWが止まっていた