ジャスミン花

二人で食べ終えて沢山の話をした

ゆきと私は笑顔だった

久々に一緒に居て楽しかった


ゆきはあの話からあいつの話は決して触れはしなかった


私達は久々にゆぅと遊んだり
沢山の話をしたり
テレビを見て笑ったりしていた


何故か私は嬉しかった


何時間たったか分からない位楽しかった

久々にほんの少し本当の笑顔を出せたかもしれない


きっとゆきは私のツボや全て分かってるから
そうする事で笑顔になるって思ったんだろう…


あいつと出会って、私は笑っていたと思う

だけど…いつの間にか笑顔で隠すようになった
誰にも譲れない心と体…



ゆき…
いつもありがとう…
支えてくれて…



ゆぅは遊び疲れて寝てしまっていた

幸せそうな顔だった


ゆぅ…寂しい想いばっかりさせてごめんな?


私達は順番に風呂に入り、髪を乾かしまた二人で布団に入った


なんだか布団にいつもより暖かさを感じた


この暖かさがなんだか私は嬉しかった

私は目覚ましをセットして
二人は眠りに付いた



だけど…この時…明日…中川さんに逢って
予想が的中するとは想ってはなかった



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愛しき日々…色んな貴方を愛した
初めて人を『愛する』事を知った…
ねぇ…愛してる
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