ジャスミン花

私は泣いていた


裕喜は私の頬に手を当てて涙を拭った


唇にその時初めて触れた

裕喜の唇が


初めて裕喜としたキスは優しかった


そのまま私達は愛し合った.*。.-

何度も
何度も

「愛、愛してる」
そぅ囁いて……





この頃幸せ過ぎて
何もかも気付いてはわなかった

迫ってくる…モノに…




私達は布団に入った

抱きしめ合う身体は温かく裕喜の温もりだけが私には伝わっていた

何度も゙好き"だの…
そんな言葉を並べていた

繋がれた手の線は本当のモノだったのかもしれない…

本当に゙運命"と呼ばれる糸だったのかな…




こんなにも早く人を好きになるなんて想いもしなかった10代になった


私はある意味ゆきに感謝していた

りんさんにも…
智さんにも…
裕喜にも…


大切な人に囲まれて
幸せの意味を知った気がした


だけど…その゙運命"ってのは残酷なものだった



私達は手を繋いで身体を向き合い眠りに付いた


何も知らなく幸せな日々は刻々と終わりを告げて居た事すら…