割と真面目な「告白大会」の企画ではあったが、主に高学年の出場するのが常で中等部の生徒で出るものはまずいなかった。
しかしもちろんのごとく浅岡はエントリーしており、指名はこれももちろんのごとく立原である。その時、部活の出店の番をしていた立原は自分が呼ばれているとは知らず、ボケーっとしていた。そして突然現れた告白大会の委員に浅岡の待つステージ強制連行され状況が読めないまま告白された。
もちろん当時は一応好きじゃなくても彼氏がいたためNOと答え降っている。
立原の持論としては、好きな相手ではなくても、生理的に嫌ではなきゃ断る体力を考え大概受けて、一応はその期間にされた告白は断るが、好きではないので基本適当に付き合っており、するとそんなドライな立原に相手が次第に飽きて、相手に新しい好きな人ができて自然消滅するのを待つ。ーーーつまり、来るもの拒まず去るもの追わず精神だ。
しかし、その時は好きとかいう感情は誰にも抱いたことなく、まして浅岡は中学生で対象に入っていなかった。結局浅岡と付き合うなら、どうせ別れる当時付き合っていた男なんかほっといて受ければよかったな、なんてことまで思う。おそらく、立原からの意思で別れたりまた付き合ったりする体力が面倒くさかったのだろう。
しかしもちろんのごとく浅岡はエントリーしており、指名はこれももちろんのごとく立原である。その時、部活の出店の番をしていた立原は自分が呼ばれているとは知らず、ボケーっとしていた。そして突然現れた告白大会の委員に浅岡の待つステージ強制連行され状況が読めないまま告白された。
もちろん当時は一応好きじゃなくても彼氏がいたためNOと答え降っている。
立原の持論としては、好きな相手ではなくても、生理的に嫌ではなきゃ断る体力を考え大概受けて、一応はその期間にされた告白は断るが、好きではないので基本適当に付き合っており、するとそんなドライな立原に相手が次第に飽きて、相手に新しい好きな人ができて自然消滅するのを待つ。ーーーつまり、来るもの拒まず去るもの追わず精神だ。
しかし、その時は好きとかいう感情は誰にも抱いたことなく、まして浅岡は中学生で対象に入っていなかった。結局浅岡と付き合うなら、どうせ別れる当時付き合っていた男なんかほっといて受ければよかったな、なんてことまで思う。おそらく、立原からの意思で別れたりまた付き合ったりする体力が面倒くさかったのだろう。
