ごめん、先片付けるね、と浅岡の言葉を遮り立原は台所に向かった。バカみたいだ。高校生が好きとか。
しかし、先程の横顔を思い出し再びドキっとする。本当に気を抜けば好きと言ってしまいそうで怖いくらいだ。
「涼子さん、これここで良かったですか?」
浅岡の声が聞こえ、台所の入り口を見ると残りの食器を持った浅岡が立っていた。
「あ、ありがとう。適当においてて。水に浸けてから洗うから」
シンクのボウルに水を張り、食器を投げ込んだ。その距離が近くて不覚にもドキドキする。
浅岡をちらりと見るが何も反応している様子はなく、まともに恋愛したことのない自分を立原は恨む。たった肩が触れるくらいの距離で揺れてしまうのは今迄の恋人と純粋に恋をして来なかったからだ。
今迄の恋人と体の関係は何度も持ったことがあっても立原の気持ちがゼロで、キスや抱き締められるという純粋な事をした事がない事に気付く。
「あ、さっきの続きいいですか?」
ちゃんと恋そろそろしようかな、今度の合コンは真面目に行こ。と思ってていた所に浅岡が話しかけてきた。
しかし、先程の横顔を思い出し再びドキっとする。本当に気を抜けば好きと言ってしまいそうで怖いくらいだ。
「涼子さん、これここで良かったですか?」
浅岡の声が聞こえ、台所の入り口を見ると残りの食器を持った浅岡が立っていた。
「あ、ありがとう。適当においてて。水に浸けてから洗うから」
シンクのボウルに水を張り、食器を投げ込んだ。その距離が近くて不覚にもドキドキする。
浅岡をちらりと見るが何も反応している様子はなく、まともに恋愛したことのない自分を立原は恨む。たった肩が触れるくらいの距離で揺れてしまうのは今迄の恋人と純粋に恋をして来なかったからだ。
今迄の恋人と体の関係は何度も持ったことがあっても立原の気持ちがゼロで、キスや抱き締められるという純粋な事をした事がない事に気付く。
「あ、さっきの続きいいですか?」
ちゃんと恋そろそろしようかな、今度の合コンは真面目に行こ。と思ってていた所に浅岡が話しかけてきた。
