電車に乗り落ち着いてから、激しく後悔する。今更だが、相手は高校生の未成年だ。あれっ、誘拐とかにはなんないよね?勢いで連れてきたものの、冷静になるとさすがにマズったな、と思っても引き返せない。
「涼子さん、あの」
ああ!今言うなガキが。って、素直に接しろよ自分!素直になればこんなわざとつんけんしなくて、楽でいられるのだが、そう簡単には出来ない。
軽くパニックで何がなんだかという感じだが、それを知られたくなくて、立原は浅岡を少し冷たい目で見た。
「何よ、文句あるの」
「いや、文句なんてそんな。ただ涼子さん意外だなと思って」
冷たく言っても、やはりニコニコと笑う浅岡に一瞬キュンときたのは恐らく気のせいだ。どうかしてる。高校生相手にムキになっている自分に立原はイライラしてきた。
「涼子さん、あの」
ああ!今言うなガキが。って、素直に接しろよ自分!素直になればこんなわざとつんけんしなくて、楽でいられるのだが、そう簡単には出来ない。
軽くパニックで何がなんだかという感じだが、それを知られたくなくて、立原は浅岡を少し冷たい目で見た。
「何よ、文句あるの」
「いや、文句なんてそんな。ただ涼子さん意外だなと思って」
冷たく言っても、やはりニコニコと笑う浅岡に一瞬キュンときたのは恐らく気のせいだ。どうかしてる。高校生相手にムキになっている自分に立原はイライラしてきた。
