しかし、先ほど魚を買った際にあの無精ひげから、ベタは手入れが楽だけど闘魚とも言ってかなり気性が荒いから気をつけてー、と軽く言われたためビギナー二人はどう気をつけるのかわからず、なぜか魚一つでハラハラしていた。
やっぱり振動与えたらダメだよね?カップの中で放置って窒息死しないよね?
なぜか腰が引き気味で店に入った。お昼時で土曜日と言うだけあって、早い時間帯なのにすでに混んでいる。数人待っている人もおり、ちょっと待つかなあと立原は入口から中を覗き込んだ。
「あ、涼子ちょっと待ってて」
しかし入るなり浅岡は立原を置いて会計のところにいる店員に近づいた。
「すみません、予約していた浅岡ですけど…」
待つものだと思っていたが、いつの間にやら予約をしてくれていたようで、窓際のかなりいい席に案内される。
「あ、なんか空いてたみたいだねー。いい席でよかったよー」
予約していたのが照れて恥ずかしいのか、浅岡は隠す方針らしいが、先程の店員との会話が筒抜けだった分、立原はぐっと笑いを堪える。
やっぱり振動与えたらダメだよね?カップの中で放置って窒息死しないよね?
なぜか腰が引き気味で店に入った。お昼時で土曜日と言うだけあって、早い時間帯なのにすでに混んでいる。数人待っている人もおり、ちょっと待つかなあと立原は入口から中を覗き込んだ。
「あ、涼子ちょっと待ってて」
しかし入るなり浅岡は立原を置いて会計のところにいる店員に近づいた。
「すみません、予約していた浅岡ですけど…」
待つものだと思っていたが、いつの間にやら予約をしてくれていたようで、窓際のかなりいい席に案内される。
「あ、なんか空いてたみたいだねー。いい席でよかったよー」
予約していたのが照れて恥ずかしいのか、浅岡は隠す方針らしいが、先程の店員との会話が筒抜けだった分、立原はぐっと笑いを堪える。
