はぁ。もう諦めるか。 「………女だよ。認めるから、退いて」 そう言うと夏は退いてくれた。 「それ、地毛か?」 「うん」 「そうか……綺麗だな」 そう言って夏は私の髪に触れた。 「………綺麗、ねぇ」 自傷的に笑った。