夜ー闇に隠された瞳の奥ー






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ガチャ…



暫くして、部屋からみんなが出てきた。



「すいませんお嬢。気づかなくて…」


「大丈夫だ。話できたか?」


「はい!ありがとうございます!!」


「よかったな」



私は菜月の頭を撫でてやった。




「ひさしぶりにこんなに話せましたね!」



龍太も落ち着きのない様子で言う。


「ありがとうございました」


直気もそう言って笑った。



「……」



治矢はなにも言わず私に抱きついてきた。



なんだこいつ。


かわいいな。




私は頭を撫でてやった。





「……っち」



夏は舌打ちした。









「まぁ、よかったな!
少しここにいるか?」




成さんがそう言って私たちを見た。




そうだな……。




「います。それに成さんの仕事、見はっとかなきゃだし」



私がそう言うと成さんはあははと笑った。




きっとみんなもまだ菜月といたいだろうし、菜月とみんなといたいとおもってると思う。





まぁ、一番の理由は成さんが仕事サボらないか見張ることなんだけどね。