夜ー闇に隠された瞳の奥ー



心配すんなら最初から食べさせないで。



とか思いながらハンバーグを噛む。



「……うっ………」



吐きそう……。



私は咄嗟に近くにあった私の水を飲んでハンバーグを流し込んだ。





「……はぁっ、」




飲み込めた。






「……」

「……」

「……」

「……」





え。




沈黙ですか。





すごい、なにも音しない。




とか思ってたら、龍太がガタッと立ち上がり、







「み、みずなが食べた!!ごっくんした!!」




と叫んだ。





うるさ。







「よかったですね!!」





直気もきらきらした目で私を見てくる。





「おめでと」



治矢はそう言ってぱちぱちと手を叩いた。




え。


あれ、これ祝われることか?





私がぽかんとしていると夏が私の頭をぽん、と撫でた。






「よかった」







そして、優しく笑った。











この時、頑張ろうって思った。








みんなと一緒に、食べれる日が来るように。