「無駄だよ。僕には追いつけない」 …誰? 目を凝らすと、男の子って事はわかった。 その男の子はにこりと笑うとこちらへ来た。 「僕が君の方へ行かない限り、君は僕には追いつけないんだよ」 1mくらい先で男の子が止まった。 顔がはっきり見えた。 「………!」 まさか…! 「ふふ、気がついたんだね。覚えててくれてありがとう」 覚えてるよ。 当たり前だよ! だって、だって君は…