夜ー闇に隠された瞳の奥ー





そして口を開いた。





「竹中かつと鈴木ヤスナリはサツ行きだ。そんで、鈴木ツバサはうちが預かる事になった。」












「……そうすか……っては!?」







鈴木ツバサは奈香瀬組に!?






なんで!?











……敵になるってことか?







「あー、安心しろ。ツバサは俺らが根性叩きなおすって事だ。敵じゃねぇよ」







なんだ。




安心した。





みずなが敵とか、あり得ねぇ。








「すまねぇな。うちの頭がツバサのこと気に入っちまって。」






「いや、全然俺は」






「そうか。じゃ、またな。俺はこれだけ言いに来ただけだから。みずなが目覚めたら、会ってやってくれよ」









誠さんはそう言って少し笑うと、病室を出た。