夜ー闇に隠された瞳の奥ー







「………は、暑」







………ここは、何処だ?







白い天井に白いカーテン。






………病院か?








俺は何回か瞬きをする。







すると、急に誰かが叫んだ。








「夏が起きた!!」










この声……龍太か。




「本当ですか!……夏!起きたんですね!」



直気。




「………おはよう。先生呼ぶね」




治矢。


「俺が呼ぶ!」




龍太、やかましい。










でも、みんないる。






よかった。なんだかとても安心する。








ちょっとまてよ、…起きた?





起きたって……





あ、俺は撃たれて……。





………みずなは?!






確かみずなを庇ったけど、庇いきれなくて…。







俺は勢いよく起き上がった。





「夏!安静にしていてくだ…」



「みずなは?みずなはどうした」








俺は取り乱して言った。