夜ー闇に隠された瞳の奥ー




確か、本家に何人か残ってるよな。





俺は取り敢えず本家に連絡した。









「もしもし、誠だけど」




『誠さん!どうしたんですか?確か今は鈴木組と……』





「終わった。んで、車用意して欲しいんだが。…」






『ご無事でなによりです!車ですね!すぐ用意します!何台ですか?』






「えーっと、バイクが4台入るやつと、1台普通のな。だから2台かな。」





『了解しました!直ぐに行かせます!』







「あ、あと。」






『はい?』





「みずなと夜んとこの総長が撃たれて重症だ。本家に居る奴らは警戒だけはしとくように。」






『お嬢が!?大丈夫なんですか!?』






「まだなんとも言えねぇ。」







『お嬢……っ、わかりました。お嬢の無事を祈って本家を守ります』







「あぁ。頼んだぞ。じゃあな」












電話を切ると携帯を眺めた。








………本当は、飛んできたいんだろうな。







みずなに。










ごめんな。