夜ー闇に隠された瞳の奥ー



逃げられないよなぁ、と。


再びこの状態を再確認した。

「………カバン……」


そうだ、カバンは?



「あ、カバンです。どうぞ」


私が呟いたら直気が私のカバンを持っていたようで、カバンを渡してくれた。

「……ありがとう」

「いえいえ」


って私なにお礼言ってんだ。


拉致されてんだぞ。


はぁ。



もう、諦めるか。