「…………………叱るのは、帰ってからだな。」
成さんはため息をつきながらもそう言ってくれた。
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます!」
誠とそう言って目を合わせて笑った。
さて。
いっちょ殺りますか。
「みずな、誠。お前らのやりたいようにやれ。俺たちはお前たちの指示で動こう。
ただ、無理はしないように」
「成さん……」
成さんは楽しそうにニヤリと笑った。
「ありがとうございます、」
「誠」
「あぁ」
私は再び誠と目配せをした。
そして
「私と誠は鈴木を倒しに向かう。だからみんなにはその間、他の奴らを倒して欲しい。
頼んでもいいか?」
と私は指示をした。
『はいっ!もちろんです!』
するとみんなは、威勢のいい返事をした。
「よし、ありがとう」
私はそう言って笑うとすぐに前に向き直る。
「行くぞ」
「あぁ」
そして私と誠は鈴木の居る奥に向かって歩き始めた。
「うぉぉぉ!」
私たちが向かう先にも敵はいる。
「ったく、」
バキッ!
声出さなきゃ喧嘩出来ねぇのかよ。
てか、鈴木ツバサはどこだ?
姿が見当たらねぇが。


