「俺も仕事がない日や早く終わった日はなるべく特訓するようにする。だからお前は俺以上に特訓しろ」
誠はそう言って立ち上がった。
「ふっ…あたりまえ」
私がそう言うとわたしの頭を撫でて部屋を出て行った。
「話は終わったのか」
誠と入れ違いに流が入ってきた。
「あぁ。終わった。悪かったな」
「いや、大丈夫だ」
「私はもう寝る。おやすみ」
「おやすみ」
私が布団に入ると、流が部屋の電気を消して、部屋を出て行った。
ごめんな、流。
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