そんなある日、父親が弟と妹は祖母の家へ預ける。と言った。
なんでも、俺が大変になるから。だと。
今更すぎるし、なんだか嫌な予感もした。
その予感は的中し、俺は毎日暴力を受けることとなった。
「お前なんか!」
「糞がっ!」
「死ね!」
そんな言葉を毎日毎日浴びせながら殴る父親。
俺はいつしかそんな父親に反抗するようになっていた。
「恥ずかしくないのか?」
「暴力なんてみっともない」
「それで王様になったつもりか」
父親に向けて言う言葉じゃないことくらいわかっているが、こうも言っておかないと気が気じゃなかった。


