夜ー闇に隠された瞳の奥ー





そしてその日、俺が学校から帰ってくると父親がもう帰宅していた。





俺は幼稚園に行かなくては行けないので、父親に一言言って行こうとした。





だが、また殴られた。








何回も、何回も。








もちろん、洋服で見えない腹や背中を。










気が済んだのか、俺を外へ出す父親。




俺は急いで幼稚園に行く。





そして弟と妹を連れて家に帰る。





父親が手を出すんじゃないか。



と心配だったが、何もしなかった。





そんな毎日が続いて気づいたことは、父親は俺にしか手を上げない。













決して弟と妹には手を上げなかった。















不思議に思ったが、俺だけで済むならいいと思った。