翌日、目を覚ますと俺はリビングに横たわっていた。
起き上がると体が痛んだ。
「………くっ、」
そうか、俺は殴られたんだ。って、意外と冷静だった。
辺りには父親の姿はなかった。
ただ、割れた皿の山があった。
時計を見るとまだ5時。
弟と妹が起きてくる前に片付けなきゃと思い、急いで皿を片付けた。
きっと、弟と妹は知らないはず。
そして、父親もきっと寝てるはずだ。
……………戻ってるかな。
そんなことをぼんやりと考えていると、弟と妹が起きてきた。
そしてその後ろには父親。
いつも通りだ。
よかった。
ホッとする反面、これからどうなるのかという不安と恐怖も同時に感じた。


