「その、こいつが俺の方にぶつかって謝りもしねぇから……」 「はぁ?それはお前だろ?」 あぁ、言い合いが始まる。 てか、原因どーでもいい事だな。 「そんくれぇで喧嘩してんじゃねぇよ」 龍太がそう言って1人の胸ぐらを掴んだ。 はぁ、止めるか。 龍太が喧嘩しかねないもんね。 パンパン! 私は手を叩いた。 「なんだ?」 「あ、あいつじゃね?」 野次馬が反応する。 「龍太、そこまで。手ぇ、離してやれ」 私はそう言って龍太たちの方へ向かう。