「2人は確か、同じ学校?」

車の中、流が言う。

「え、そうなの?」

知らねぇ。

「そうだ。」

確かに、制服同じだ。


「じゃあいつでも、会えるな」


私がそう言ったら、誠と、なぜか流が嬉しそうに微笑んだ。