夜ー闇に隠された瞳の奥ー




「あ、私今日から真面目に学校行くから。」



男の格好だけど、みんなの前だし私でいいよね。



今更だけど。




「はぁ?真面目にぃ?無理無理。」





龍太がそう言って鼻で笑う。




うざ。




「あの、なぜ急に?」



「気分」



としか言いようないでしょ。



みんなに言えないし。





「………じゃあ俺も真面目になる」




治矢はそう言って私に擦り寄る。




私は頭を撫でてやる。




「あ!俺も!」


「俺はもともと真面目ですから」


「………ッチ」



夏は不満そうだけど、他のみんなはわたしの真似をした。



夏、どんだけ学校嫌いなんだよ。