夜ー闇に隠された瞳の奥ー






「明日からなるべく一人になんなよ」



なんだ、そんな事か。



「それなら今、誠と話してたとこ。」




「あぁ。」



「ほら、言ったろ?みずなたちは頭の回転早ぇんだよ」





私と誠が言うと、流が尚夏に言う。




「るせーな。心配しただけだっての。みずなはしばらく本家。誠と学校行け」



尚夏はそう言って私たちの頭をくしゃりと撫でた。



「それ、今2人で決めたばっか」



私が言うと流が笑った。





「尚夏乙」





そう言って。







「ほれ!もう寝ろ!」








尚夏は悔しかったのか少し怒り気味で言って私と誠の背中を押した。












馬鹿か、あいつは。