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「はぁっ、っ」
紫頭は部様に床に転がっている。
「…………お前の、負けだ。」
「はぁっ。いいぜ。解散してやる。けどな、お前にも悔しさを味あわせてやるよ。」
は?
なにを言ってんだ?
「せっかく来てくれたんだもんなぁ。おい、夜」
夏たちが反応する。
「こいつ、お前らに嘘ついんだぞ?」
なにを、いって……………
「…………名前。違うんだぞ」
やめろ。
「奈香瀬みずな。わかるよなぁ?奈香瀬組の、奈香瀬みずなだぞ」
やめろやめろやめろやめろやめろ。
ヤメロ。
「奈香瀬組!?」
「本当ですか!?」
「世界No.1の………」
「………」
「この、絶望に満ちた顔。」
私は膝をついて崩れ落ちた。
こいつらには、知られたくなかった。
昔から、奈香瀬組ってだけで恐れられて。
友達も、できなくて。
それを隠してても、バレて、離れていった。
「………フッ」
紫頭は笑うと、私のカツラを取った。
そして私の髪をすくう。
「本当、嫌になるよね。お前が憎いよ。みずな。」
その時、
「みずな!」
ドアの方から声がした。
夏たちじゃない。
「………みずな!大丈夫か!?」
流だ。
「りゅ………」


