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「…………ふぅ」
「嘘だろ………」
「本当に、倒してしまいました」
「凄い」
「…………」
パチパチパチパチ……
紫頭が拍手をしながら上から降りてくる。
「これは驚いた。本当に倒すとはね。でも、まだ潰れてない。俺が残ってる」
「これから、お前を倒すよ」
「…………フッ。出来んのかね?」
紫頭はニタリと笑い、拳銃を懐から出した。
「おいっ!」
「銃じゃないですか!」
龍太と直気が声をあげる。
「…………下がってろ。できるだけ離れろ」
私はみんなに言う。
私の放っている殺気に気がついたんだろう。
みんな下がって行った。
「あのねぇ、みずな。ヤスナリさんが言ってたんだよ。殺っちゃっていいって。だから、みずな殺そうと思って」
拳銃を私に向けたまま言う。
「…………そう簡単に殺られてねぇ」
私がそう呟くと、それが合図かのように、
パァァァン!
と一発、引き金を引いた。
私は避ける。
「おぉ、やるね」
そして、どんどん距離を詰めていく。


