夜ー闇に隠された瞳の奥ー








ガラッ




あいつと話してたら結構時間使ったな。



「あ、みずなー!もー、遅いー!ギリギリだよー?」



「あぁ」



龍太が後ろで手を振っている。





「みずな」



「はよ、尚夏。」


尚夏ももう教室にいたのか。


「大丈夫か?昨日…」

「大丈夫。私は、大丈夫」



「ならいい。」



尚夏はそう言って私の頭を撫でると、「席つけ」と言って私の背中を優しく押した。