夜ー闇に隠された瞳の奥ー





コンコン、


「みずな」


流だ。


「………あぁ、今出る」



私はそう言って部屋から出た。




「………流」



「ん」



流は私をぎゅっと抱きしめた。



そして私の頭を撫でる。



「ありがと」


私がそう言うと離す。



これは、幼い頃からずっとやってきてもらってる。



この会の日は、情事不安定になる。



「うし、行くか。」


「ん」


そうして私たちは大広間へ向かった。