「何をです…………みずな!?」 尚夏は成さんからゆっくり私に顔を向けてじっくり見ると、声をあげた。 やっと気がついたか。 「え、みずな!?え、みずな!?」 しつこいな。 「顔に出てるぞ」 成さんに言われて私ははっとして顔を戻した。